高脂血症(脂質異常症)のひとつに、中性脂肪が血液中に余分にあることがあります。
そもそも中性脂肪とは、食事で余分に取った糖分や炭水化物や脂肪分が原因です。
それらがエネルギーなって余った分が体内に蓄積されてできた脂肪のことを中性脂肪と言います。
中性脂肪自身は悪いものではなくて、体温を一定に保つ働きをします。
また、中性脂肪は外部の衝撃から体内の臓器を守るクッションの役割を持ちます。
また、体を動かすエネルギー源としても中性脂肪は働きますから、必要な栄養素です。
しかしその一方、アルコールや炭水化物を過剰に取りすぎてしまうと、皮下脂肪として蓄積され、肥満の原因になります。
中性脂肪は体にエネルギーをためておくためのものです。ですから、皮下脂肪の大半は中性脂肪です。
しかし、中性脂肪が内臓に付着すると、いろいろな臓器の障害を引き起こすこともあります。
中性脂肪は具体的にどこで作られるというと肝臓です。
肝臓は食べ過ぎた余分な糖質から中性脂肪が作られます。
また、アルコールを飲むと中性脂肪の合成は促進されます。
ですから飲酒する人は、中性脂肪を蓄積しやすくなります。
つまり、飲む際につまみをとりますが、つまみには脂っこいものが多いですから、アルコールと相乗効果です。
よくお酒を飲む人や食事がうまくてすぐ食べ過ぎる人は気を付けましょう。
飲み、食べた分だけ、消費することにも注意しましょう。
そしてできれば、適度な運動をするよう心がけないと、中性脂肪の一大貯蔵庫となる恐れがあります。
さらにメタボリックシンドロームが気になる高齢になると中性脂肪が蓄積されやすくなります。
だいたい、男性は30代、女性は40代になると、気をつけなければなりません。
中性脂肪は、一度過剰に蓄積されると、なかなかなくなりません。
その中性脂肪をエネルギーとして消費するには、かなりの労力が必要となります。
できれば、その前に余分には貯めこまないようにすることが望まれます。